インフルエンザ
○インフルエンザは、毎年12月〜3月を中心に流行するウイルス感染症です。他の多くのウイルス性の風邪に比べて症状が強く、乳幼児や高齢者では脳炎や肺炎を併発して重症になることがあります。

○感染力も強いため保育所・幼稚園・学校などの集団で流行が広がり、しばしば学校閉鎖などの対策が必要になります。

○インフルエンザウイルスに効果がある薬剤もありますが、短時間で重症になる場合もあるため、インフルエンザはワクチン接種による予防が最も大切です。
 流行時期に高熱がみられ症状が強い時は、早めに医療機関を受診するようにしましょう。

○インフルエンザワクチン
 予防のためには、他のワクチンと違い毎年接種する必要があります。その年のインフルエンザのために、ワクチンは毎年新しく製造されます。その年によっては早く流行が始まることがあるため、できれば12月中旬までに接種を済ませましょう。
 接種回数は、生後6ヶ月から12才は2回、13才から64才は1回ないし2回、65才以上は1回です。13才から64才では、1回接種で予防効果がある方も多いと言われていますが、喘息・糖尿病・心臓病などで治療中の方、病院・介護施設・保育所・幼稚園・学校に勤めている方、高校大学の受験生などは2回接種により十分に免疫を高めておいた方が良いでしょう。
○インフルエンザの治療薬
 インフルエンザの治療は、大きく分けて対症療法と抗インフルエンザウイルス薬による治療があります。

 対症療法としては、咳止め・解熱鎮痛剤や脱水があれば点滴による治療などです。多くの場合、3〜5日間高熱がでますが対症療法のみで治ります。

 抗インフルエンザウイルス薬は、ウイルスの増殖を抑えることにより、発熱後48時間以内に投与すると早く解熱します。幼児と高齢者や喘息・糖尿病・心臓病などで治療中の方などは、重症になったり元の病気が悪化することが予想されることから、抗インフルエンザウイルス薬の投与が良い場合が多くみられます。

 抗インフルエンザウイルス薬には、内服薬(タミフル、ゾフルーザ)、吸入薬(イナビル、リレンザ)、点滴薬(ラピアクタ)があります。

 抗インフルエンザウイルス薬による治療については、患者さん毎に相談して決めます。

 
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